逆流性食道炎

ぎゃくりゅうせいしょくどうえん
Gastroesophageal reflux disease : GERD

逆流性食道炎は、胃酸が食道に逆流し、食道の粘膜が炎症を起こす病気である。胸焼けや呑酸(酸っぱいものが口に戻る感覚)が主な症状で、肥満、喫煙、食生活などが原因となる。慢性化すると食道の損傷や狭窄を引き起こすことがある。治療には、食事や生活習慣の改善、制酸薬やプロトンポンプ阻害薬などの薬物療法が用いられる。