緊張性気胸は、胸腔内に漏れた空気が排出されずに溜まり続け、肺が圧迫される重篤な状態である。
これにより、呼吸困難や血圧低下、ショック症状が現れる。放置すると生命に危険が及ぶため、速やかな治療が必要であり、胸腔ドレナージや緊急穿刺によって空気を排出し、肺を拡張させる処置が行われる。