ウイルス性心筋炎

ういるすせいしんきんえん
Viral myocarditis

ウイルス性心筋炎は、ウイルス感染によって心筋に炎症が生じる疾患で、主な原因ウイルスにはコクサッキーウイルスやパルボウイルスなどがある。症状は、胸痛、動悸、息切れ、倦怠感などで、重症化すると心不全や不整脈を引き起こすこともある。診断には心エコーや血液検査が用いられ、治療はウイルスの排除や心機能のサポートを目的とする。早期治療が予後に重要である。